第193章

200枚の金貨は、まだ学生の彼らにとって決して安い額じゃない。とはいえ、手が届かないほどでもなかった。歯を食いしばって家に頼み、数か月分の小遣いを前借りすれば足りる。家で可愛がられている連中に至っては、前借りなんて面倒なことすら不要だ。少し甘えれば、親の財布が勝手に開く。

それに――こんな便利で、しかも格好いい移動手段を見せられて、家の大人たちが心を動かされないはずがない。

しかもアリシアは8割の値段にしてくれる。つまり20枚も得をする。

すると、懐に余裕のある生徒がさっそく寄ってきて、アリシアに尋ねた。

「首席、先に予約ってできる? 店が開いたら取りに行くからさ」

アリシアは相手...

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